治療猫…を名乗っておる?三びきですが、各々が担当するにあたり、得手があります!
身体の軽い小のチャイは、身体が冷えた方を一緒に眠って、自分を湯たんぽがわりにしながらゆっくりホワホワ温めます^ ^
患者さんの足の間で眠っても、重くないので大丈夫なのです!
中のテンは、精神的に何らかのショックがあった時は、足元や腕やら、、とにかくソッと傍に座ります。
その姿は、悪夢を食べるバクのようです^^;
大の雄のリウは、何故か外傷性の怪我をした患部に乗ろうとします!!
乗ろうとします…は、語弊があり、、、
乗ったところ乗ったところ、そこ怪我して痛いんや…と、患者さんが話すことが多く、彼の得手は外傷性のものを見つけることなのだ!と、気づいたため、
リウが乗ろうとするときは、患者さんに飛び乗らないように私が止めるのです(^_^;)
このように三者三様に治療を担っておるのですが、
いつも三匹を可愛がってくれる患者さんがきはった日…
リウが患者さんの脚の間からテコテコ腰まで上がり、そこに座りました…
あんまりに珍しかったので、今日はじゃれたのやなぁ〜と、微笑ましく思っていたら、
なんと、
少しお腹に気になる事があるとのことで…
この患者さんは、三びきの中でもリウを特に可愛がってくださり、美味しいお魚も五匹のニャンとユメの為に持ってきてくださったりと、
一家のボスのリウも思うところがあったのでしょう。
ここが気になる…
ここ、よくなってほしい…と、思っているかのように、チョコンと座ったのでした。
人の気の流れを感じる力に長けた猫の、大切にして貰っている想いを感じる力に長けたリウの、心からの治療がありました…
三びき三様、心からの想いで寄り添う…
いつか、いつか…
このような治療家になりたいものだと、心に刻んだ日でした。