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なんと!!

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1週間以上も更新していませんでした…。
自分の時間軸のズレに、戸惑っております…

私が自分の手技で独り立ちをするキッカケをくれたのは、犬のゆめの事故でした…
あれから、まる2年たったなぁ~と、2年の振り返りをしていたら…
1週間経っていました。

自分の人生においての過渡期の真っ只中での、大きな事故…

立てなく怯えてうずくまるゆめを見たとき、1日持たないだろうと思いました。
そのうちに体液が肛門から漏れてくるだろうと…
内臓が破裂してるだろうと、推測できる状態でした。

病院にこの状態で連れていったら、車の振動で余計に苦しむ…と
頭はそう思ったのですが、私の中にあった答は一つ。
今夜はゆめと家族で居る!!

未だに何故か分かりません…

二時間経つと、段々脳の認知が追い付いてきます…
痛みが出てくるようになります。
恐怖も出てくるようになります。

傍で付きっきりで声をかけました…。
痛さに悶え苦しむ姿は、私の判断を責め尽くします…。

そして、余りの痛さに痙攣が始まったときに、身体を保護しようと私が抱いたとき、左手がゆめの口に入ってしまい…
そのまま痙攣したため、牙が刺さってしまいました…

ミシミシと骨にまで食い込もうとする牙…
顎を閉じる収縮力は強く、痙攣したら舌を噛まないように口に何かを噛ますのは、人も同じです。

反射反応なので意思の力は関係なく、口は閉じていこうとします…
骨が砕ける…
でも、恐怖は余りありませんでした。
ゆめと密に繋がったようになり、ゆめの心が私に入ったような気がしたのも大きいかもしれません。

ゆめに手をあげるから、この分の痛みだけでもゆめが楽になれば良いと…思えたときに、ゆめに話してみたのです。

ゆめが楽になるなら、ゆめの痛みを私も引き受けるよ…
でももしゆめが生き抜くなら、私は手を使わなくちゃいけない。
ゆめ、手を離せる?

実際に言葉に出来たのは、ゆめ、手を離せる?
だけやったかも知れません。

先にも書きましたが、痙攣反射の最中に力を抜ける事は、まずありません。 意思と関係なく起こるからです。

でも、ゆめは応えてくれました!!
一瞬、ほんの一瞬、顎の力を抜いたのです…。お産経験者の方なら解りうるのは、最高潮のイキミの時に力を抜く…ぐらい難しい事です。

左手をゆっくり抜く間だけ、自分は最も苦しく痛いときに。

左手が抜けたか抜けないかぐらいで、ガキッ!!と、口が締まりました。

私の独り立ちのキッカケをくれたゆめとの事は、また、第二部に続きます。
良ければ、お付き合い下さい。

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